漢方薬の八味地黄丸の効果について解説します!!



――八味地黄丸の頻尿への効果

東洋医学では、排尿の障害は腎虚が原因だといいます。

腎虚というのは、体の中の「水」を司る部位の腎が衰弱している状態です。

水は、血液やリンパ液など体の重さの7割を占めることから、
心臓の次に大事な臓器と言われます。

西洋医学でも、腎臓は体の中の水分の不要物をこしとり、
水分と尿に分ける作業をする大切な臓器です。

この臓器が弱ることは、体の中の水の流れが悪くなることです。

水の流れが悪くなることが、排尿障害です。

いわゆる頻尿というものですが、尿がたまっていないのに尿意を催し、
何度もトイレに行くことによって社会活動や日常生活に支障をきたします。

トイレに行く回数のわりに、実際の尿量は少ないのが特徴です。

水がうまく回らないために、排尿筋が過度な緊張に追い込まれてなる症状と言われます。

この頻尿に効くのが、八味地黄丸です。

水分循環を良くする沢潟や、血行を改善する牡丹皮、
貧血を改善する地黄などを含み、腎の機能を活性化させることで腎の負担を軽減させ、
水の循環を正常に戻します。

体の中の水分循環をスムーズにすることで、排尿筋にかかる緊張も取り除きますので、
頻尿などの排尿障害に薬効があります。

また、頻尿の症状は加齢によっても増加します。

腎は加齢によって衰えてしまうため、
老化防止の名薬と言われている八味地黄丸は加齢による頻尿にも効果があります。

また、冷えなどを改善する効果もあります。

冷えるとトイレが近くなるのは冷えると腎の働きが弱くなるからです。

内服と同時に体を冷やさない配慮も心がけることが大切です。






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